遊びながら身体の動かし方を考え学ぶ
ジャングルジムは格子状であるという「当たり前」を変えた、ランダムに配置された様々な太さの枝により、木登りのように全身を使って遊ぶことができます。太い枝・細い枝が入り組んでいるため、どのように身体を動かせば目的の場所へ行けるのか、子ども自らが考え行動することを可能にしています。
異なる太さと六角が生むあそびの多様性
握りきれない太さや斜めに配置された枝などにより、従来のジャングルジムの掴む・登る・くぐるという動作の他に、抱きつく・またがる・ぶら下る・よじ登るなど多様なあそびを生み出します。
また、六角形のカタチは向かい合って座るのに丁度良く、程よい距離感を生みます。高い位置にある枝に登ると、大人と目線が近くなります。SANGOは、お気に入りの場所に座り会話するための基地でもあるのです。
大人と遊ぶことで高まる安全性
枝同士の間隔が広く空いているため、大人も一緒に中に入り介助しながら遊ぶことができます。これは、近年増えつつあるジャングルジムの事故防止に繋がります。
また、近くで声かけをしながら遊ぶことで、子どもたちのあそびの幅も広がります。
Images
Production story
SANGO
サイズ:2000×1800×H1700mm
材質:鉄
2016 GOOD DESIGN AWARD
2016 KIDS DESIGN AWARD