おおの天空パークOSORA


雄大な自然に囲まれ、城下町の歴史に風情を感じる大野にふさわしいあそび空間


2025年1月、大野城や結ステーションがあるすぐ近くに、全天候型遊び場「おおの天空パーク OSORA(おそら)」がオープンしました。大野城をモチーフにした高さ6メートルの「タワー遊具」をはじめ、床から3メートルの高さに広がる雲海を表現した大型ネット遊具、ふわふわで雲型の大型トランポリン、山岳をイメージした「クライミングウォール」など、大野の魅力をテーマにした12の遊具が並び、飲食スペースや授乳室など設備も整った施設で、屋内で天候に左右されることなく、いつでも思いきり遊べることができます。


Images

Production story

BACKGROUND

 

福井県が推進する「全天候型あそび場整備支援事業」の一環として、大野市では「大野天空パークOSORA」が2025年1月に開設されました。本事業は、福井県より各市町に対し1億円の補助金が交付され、雨天や積雪また近年の猛暑にも子どもが安心して遊べる屋内空間の整備を目的としています。大野市中心部の「越前おおの結ステーション」に隣接する既存施設をリノベーションし、親子や地域住民が気軽に集える地域の新たな居場所として誕生しました。

 

INSIGHT

 

日本海側の気候として特徴的な、雨や雪の日が多い福井県は日本一幸福な子育て県「ふく育県」の実現の一環として、全天候型遊び場の整備を進めています。大野市でも冬季には積雪量が多く、子どもたちが屋外で十分に体を動かして遊べる機会が限られており、その結果、運動不足やストレスが生じやすく、特に幼少期における健全な発達や親子のコミュニケーション機会が減少することが課題となっていました。

 

SOLUTION

 

ジャクエツは、設計・施工に加え、運営企画・企画支援までを一貫して行い、地域に根差したあそびと交流の拠点づくりを実現しました。大野市のシンボルである大野城をモチーフにしたタワー遊具は、高さ6mと迫力満点の遊具となっており、そのタワーを囲うように広がるネットは、大野城にかかる雲海をイメージし、県内最大規模のネット遊具となっています。全12種類の遊具が設置され、「城・街・雲・山・水・雪」と6つのエリアを配置し、乳児期→幼児期→児童期の各年齢に応じて難易度を変化させ、子どもたち一人ひとりの個性や成長に合わせたあそび空間を創り出しました。大野の魅力に触れながら様々な運動スキルを習得できるような設計になっています。

 

 

 

DATA

「おおの天空パークOSORA」

所在地 : 福井県大野市 越前おおのまちなか交流センター

開 業 : 2025年1月25日

対 象 : 0歳〜小学6年生の子どもとその保護者(小学3年生以下は保護者同伴必須)

時 間 : 9:30~17:30(当日の最終受付は16:45) ※ 土曜日・日曜日・祝日は事前予約が必要。

利用料 : 大野市民:無料 / 大野市外:子ども(小学生以下)500円/大人(中学生以上)300円

 

大野市公式HP : https://www.city.ono.fukui.jp/kosodate/kosodate/osora/index.html

おおの天空パークOSORA公式Instagram : https://www.instagram.com/tenkuupark_osora/