Hisae Igarashi
Interior Designer
風景となる遊具
「風景となる遊具」をテーマとした、小山や未来の物体のようにも見えるドーム型スライダーです。カラーによって印象も風景も変わります。広がった滑り台と曲がったトンネルの交差や、登りたくなる丸い外形が子どもたちの遊びの幅を広げ、創造力をかき立てます。低年齢児に優しいソフトな感触の素材を使用しています。
子どもの安全・環境に配慮したポリウレタンを使用
ソフトドームSは、低年齢児が安心して遊ぶことのできる移動式のソフト遊具として設計されました。従来のFRP製遊具と比較して安全面・環境面共に優れているポリウレタン素材を使用し、柔らかい遊具で子どもにとって安全なものとなっています。
また、大きさの異なる出入り口でなおかつカーブを描くトンネルやカーブしたタラップなど、子どもたちの期待感を膨らませる仕掛けを組み込みながら、大人が脇でサポートしやすいような形状に設計されています。
東京都出身。桑沢デザイン研究所インテリア・住宅研究科卒業。1986~91年クラマタデザイン事務所在籍。1993年イガラシデザインスタジオ設立。 携わるデザインは、商業空間から家具・プロダクト・幼児施設遊具など。概念にとらわれないコミュニケーションデザインを追求している。2002年~グットデザイン賞審査員。2010年~武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授。
ソフトドームS
サイズ:2000×1700×H1030mm
材質:FRP/ポリウレタン
2010 グッドデザイン賞