「大自然を最大限に活かしたあそびを提供する」
大自然の中に漕ぎ出す迫力満点のブランコをHAKUBA IWATAKE MOUNTAIN RESORTに新設。北アルプス、白馬三山を一望できる標高1289mの岩岳の山頂に設置され、北アルプスへ向かって美しい景色の中に飛び込んでいくようなブランコは爽快感とスリルをあわせもち、自然を最大限に生かしたあそび場となっています。子どもから大人まで幅広い世代に楽しんでいただける「Yoo-Hoo!SWING」は、オープン当初より時には最大5時間待ちになるほど大人気のスポットです。
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Location
Production story
BACKGROUND
HAKUBA IWATAKE MOUNTAIN RESORTは元々、スキー場として冬にスキーやスノーボードを楽しむ観光客でにぎわっていました。しかし近年、国内ではスキーのニーズが減少傾向にあり、顧客満足度の観点でもビジネス的な面でも冬以外のシーズンのゲレンデを活用したあそび場を提供する必要がありました。Yoo-Hoo!SWINGはグリーンシーズンの集客増大のため、岩岳山頂に洗練された空間を作り出す開発の一つとしてスタートしました。
INSIGHT
どのようなあそび場を提供すべきか考え、出た結論が「リゾートの日本有数の景観を活かす」ことでした。日頃はオフィスでパソコンとにらめっこしているような大人たちに、大自然の中で非日常的な時間を過ごしてもらいたいとの思いから、夏から秋にかけて雄大な自然を楽しめるアクティビティを新設しました。
SOLUTION
元々2台あり、内1台を廃止していたリフト。そのリフトが到着する展望台が素晴らしい景観を望める場所であったことから、そのプラットフォームを活かし、美しい景色の中に飛び込んでいくようなブランコを設置することに決まりました。アルプスの少女ハイジのようなイメージで、北アルプスへ向かって漕ぎ出す「Yoo-Hoo!SWING」は、爽快感とスリルをあわせもち、子どもからお年寄りまで誰もが楽しくあそべるコンテンツになりました。
HOW IT WORKS
目の前に広がる山に向かって崖のような場所でブランコを漕ぐという画力のある光景は、若者世代の心をつかみSNSで広く拡散され、多くのメディアでも話題になっています。お年寄りの来場者が大半だった山岳観光地に「Yoo-Hoo!SWING」が設置されたことで、ブランコ目的で訪れる子ども連れのファミリーや若者世代が増え、ブランコは最大5時間待ちになるほど大勢のお客様に楽しまれています。お客様層の多世代化を実現するのに強力なコンテンツの一つになりました。
DATA
「Yoo-Hoo!SWING」
所在地:長野県北安曇郡白馬村
設置年:2020年
クライアント:株式会社岩岳リゾート
遊具デザイン:ジャクエツ
遊具製作:ジャクエツ