都立明治公園


  • Untitled (The Playground in Meiji Park #1–1035), 2024 ©︎ Gottingham Image courtesy of Jakuets and Studio Xxingham
  • Untitled (The Playground in Meiji Park #355–1035), 2024 ©︎ Gottingham Image courtesy of Jakuets and Studio Xxingham
  • Untitled (The Playground in Meiji Park #367–1035), 2024 ©︎ Gottingham Image courtesy of Jakuets and Studio Xxingham
  • Untitled (The Playground in Meiji Park #88–1035), 2024 ©︎ Gottingham Image courtesy of Jakuets and Studio Xxingham

誰もが遊べる「インクルーシブ広場」


東京都立明治公園は、東京都で初めてPark-PFIが採用された公園で、都心にありながら豊かな自然が広がる魅力的な場所です。インクルーシブ広場は、「包摂性」と「多様性」をテーマに、すべての人が楽しめるデザインを追求して作られました。インクルーシブデザインを取り入れた遊具や仕掛けにより、誰もが共にあそび、安心して利用できる空間を提供しています。


Images

  • Untitled (The Playground in Meiji Park #490–1035), 2024 ©︎ Gottingham Image courtesy of Jakuets and Studio Xxingham
  • Untitled (The Playground in Meiji Park #514–1035), 2024 ©︎ Gottingham Image courtesy of Jakuets and Studio Xxingham
  • Untitled (The Playground in Meiji Park #517–1035), 2024 ©︎ Gottingham Image courtesy of Jakuets and Studio Xxingham
  • Untitled (The Playground in Meiji Park #923–1035), 2024 ©︎ Gottingham Image courtesy of Jakuets and Studio Xxingham

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Production story

BACKGROUND

 

1964(昭和39)年に開かれた1度目の東京オリンピック開催に合わせて整備・開園された明治公園が、2度目の東京五輪開催に伴う一帯の都市再生プロジェクトの一環で大きく姿を変えました。明治公園は、都立公園で初めて、民間事業者を公募・選定し飲食店などの施設を設けて得た収益を活用することで園全体の整備・運営などを一体的に行う「Park-PFI」事業を採用しています。

 

SOLUTION

 

世界に誇れる東京のレガシーとなる公園を目指し、2024年1月に全体開園した都立明治公園。国立競技場と同じ天然芝が広がる「希望の広場」を中心に、渋谷川をオマージュした水景が涼しげな「みち広場」、約7,500㎡もの樹林地「誇りの杜」、多様性・包括性をテーマにした「インクルーシブ広場」が広がります。インクルーシブ広場には、障がいの有無に関わらず誰もが遊ぶことができる遊具シリーズ「RESILIENCE PLAYGROUND」の遊具3種類が都内で初めて設置されました。

 

HOW IT WORKS

 

インクルーシブ広場は人工芝の広場を中心に、立体的なモルタル造形で高低差をつけた「器」をデザインし、周囲にはベンチも配置されています。子どもたちが遊んでいる姿を見守ることができるなど、子どもだけでなく、大人も居心地のよい空間となりました。また遊具は、従来の公園でよく見られる固定式の遊具は設置せず、時代の変化や利用者のニーズに合わせて遊具を移動できる仕様としています。